top of page

これまでの歩み

本陣主屋は、江戸時代中期から明治維新まで北国街道小諸宿の本陣(大名公家などの休泊施設)だった建物を移築再現したものです。もともとは、北国街道沿に今も残る本陣問屋の奥にありました。

明治11年(1878)に佐久市の桃源院に移築されて本堂や庫裡として使われていましたが、平成7年(1995年)に小諸市に寄贈されたことで現在地に移築再建され、平成9年(1997年)に歴史資料館として公開されました。建物は旧部材を可能なかぎり使用し、間取り、寸法なども当時に忠実に移築再現されました。入り口の式台の彫り物、庭側のふすま絵などは当時そのままの姿を伝えています。

しかし採算性の問題で平成17年(2005年)より長らく休館しておりました。

平成24年(2012年)に市民よりギャラリー的な利用などの活用提案を受け「城下町にぎわい協議会」による1年間の実験的開館を経て平成25年(2012年)から再度公開することとなりました。

現在の運営体制

現在は NPO 法人こもろの杜(もり)が、大手門公園市民ガーデンエリアの管理の一環として、指定管理者となり運営をしています。

歴史資料展示、手仕事ギャラリー、なつまちおもてなしサロンが常設され、上段の間と広間は企画イベント、講座等のスペースとして貸し出しをしています。

手仕事ギャラリーを運営するメンバーが施設全体の管理も担ってくれており、それにより運営人件費を抑えることで、継続的な開館ができるようになりました。

また、本陣主屋を中心に手仕事にかかわる人のネットワークが広がり、「お人形さんめぐり」や「城下町フェスタ」の企画の広がりにつながってきています。

レンタルスペース
bottom of page